そこは彼となし

日記のようなもの

猫 二.

 

僕は人ではありません。

 

言葉を発しても飼い主に伝わらない時があります。

 

そもそも僕は飼い主の名前を知りません。

 

何と呼べば飼い主が振り向くのかを知りません。

 

 

扉の開く音がした。

 

飼い主が帰ってきた。

 

ひとりの時間はここで終わり。

 

僕は寂しがり屋なのです。