そこは彼となし

日記のようなもの

父の家の片付けをある程度済ませておくのと、諸々の手続きを終わらせるためにまた帰ってきた。

弟がLINEで疲れがとれないと言ってかなり元気が無い様子であったり、母の顔が疲れていたり、祖母の電話越しの声が弱々しくなっていたりして多々心配する。

父の家は誰もいない状態になってしまったので、これから一年ほどかけて父が若い頃にやりたいと言っていたことをそこでできればよいなと思っている。弟と話し合いつつ、システム作りをしていく。

私や弟含め、様々な人が関わった家であるので、実現できればとてもうれしい。


大分落ち着くような気はするけれども、後からぐったりきそうでもある。

父の死に対して意識を向けるとまだとても苦しくなるので、父の死ではなく、父に対して意識を向けるようにしている。


前々より、生と死については興味があったけれども、父の死によってより不思議に思う気持ちが増した。


父が布団の上に寝かされているのを見た時、ジョバンニがカムパネルラはもう銀河のはずれにしかいないという気でしかなかったように、私も父はもうここにはおらずどこか遠くへ行ってしまった、と思った。


色々な景色を見て、またそちらの世界でも楽しんで。