そこは彼となし

日記のようなもの

猫 一.

静かな朝、冷たい夜、彼が今どこにいるのか僕は知らない。 日に日に寒くなるので眠っている時間が多くなった。 目を薄く開けると、やわらかい光が反射した。 飼い主は数日いない。飼い主が「いってきます」と言うと数日帰ってこないのだ。だから「いってきま…

足全体が重たい。 昨日はシフトを詰めすぎて朝から夜まで動いていた気がする。そもそもの体力がなさすぎかな、と思ったけど、シフトの相方さんから働きすぎですと言われた。いつもはそんなことないから大丈夫。 一昨日と昨日あたりは久々にけっこう沈み込ん…

ちょっと前に自分オンリーのライングループを作成してメモとして使い始めたらその機能しか使うことがなくなったアプリと化しました。 近頃は精神がふらついてすぐに底に落ちるので、回復までに2時間から3日ほど要していて時間ロスが激しい。そもそも精神的に…

猫とクジラ 六.

そろそろ遠くへ行かなきゃならない、とクジラが言った。 クジラはいつもある季節になると、どこか遠くへ行ってしまう。どこへ行くのか、僕は知らない。 じゃあ少しの間、会えないね、と猫が言った。 そうだね、とクジラが目を閉じた。 僕がこの体じゃなかっ…

今日は一日のほとんどを眠っていたような気がする。 仕事と人に慣れていないからか疲れが結構溜まる。生活リズムも朝から夜に切り替わったので、その辺りも慣れていかないと。 この前の店長さんのお話がずっと頭にある。 経営難になってるバイト先の店長さん…

せっかく晴れの日に洗濯物を干せたのに、今日は雷雨で、もし雨に当たっていなくても湿気でまた乾かさないといけないなあ、と思いながらのそのそとお布団から這い出た。 最近、睡眠時間が4,5時間で、普段であればたっぷり7時間寝ているのに、そんな短な睡眠で…

数学あたりの分野を書いているノートで今使っているものが、想像以上にページ数が少なすぎて早く終わってしまい、これはもう少し分厚いものが欲しいなと思って、先日見つけたよさげなノートを買ってきた。 空白のインデックスが付いていて、そこに月を記して…

ズィーズィ

午前 数日ぶりに一日休みなので何だかとても気が抜けていて洗濯をして、横になり、ご飯を作って、横になりなどしている。(ただただ体力がない) TeXを入れることができたので、嬉々として触り始めたんだけれど、そんなにむずかしくなく、ほとんど覚えるのみみ…

二夫三駅

今日みた夢が面白かったので書いてみたんだけれど、投稿をしたら文章が消えてしまったので、それならそれでまあいいか、と思った。 題名は夢の中でいた時の駅の名前で、窓が木で壁がガラスでできた、綺麗な建物だった。 辺りの一面の海とよく溶けきらず、輪…

薄やけ

文机を買った。 育った家には椅子がなく、いつも床に座って何かをしていた。なのであまり椅子に座ってものを読んだり書いたりという癖が浸透していなくて、案外床に座っていた方が身体が楽であったりする。 そして、ちょっとだけ江戸明治の暮らしに憧れを抱…

その上に フィルとリズム  コンポーザーです。

母から不可思議なLINEが来て「?」となった。 長く生きたいと望むと早く死ぬのか、早く死にたいと望むと長く生きるのか、よくわからないものだ。 きっと今までに色々なことが起きすぎて、整理がついていないのかもしれないと思った。 とりあえず、母の好きな…

シュレディンガーと生死

なんとなくの直感であるんだけども、さらに先に行けるとしたら、量子コンピューターにとっても興味があるかもしれないと思った。 量子コンピューターはビットコインについて調べていたときに発見した言葉だったと思うんだけど、その時に「量子?」と思って興…

秋は数列

今日はセブンさん初勤務です。 電話をかける時や受ける時、こういう初勤務などは何度かやっていたことでも妙に緊張してしまって、色々やることに集中できていない。今日やれば多分慣れるだろうから大丈夫。あとはカフェの方にメールをするだけだ。 積分が数…

猫とクジラ 五.

飼い主は朝に「おはよう」と声をかけるか、夕方または夜に頭をやさしく撫でるだけですぐに何処かへ行ってしまう。 「おはよう」という飼い主の声、頭を撫でる飼い主の手が好きであるのと同じく、飼い主が時々窓の外を見る、やさしい目が好きだった。 あの目…

損害保険の書類の不在通知を再配達設定を放って、何日か過ぎてしまった。父が払っていたものではない保険があるらしいけれど、破棄状態になっている。できればあまり受け取りたくなかったので少し安心している。 熱はだいぶ下がって来たけれど微熱が取れなく…

my brother.

昨日は弟と話していた。 成人前に父が亡くなってしまったことが後々に響きすぎないかしら、と少し心配している。 自分の人生の使い方について随分、迷うよりかはすでに決意はしてあって、あとはどう動くか、みたいなところで悩んでいるみたいだった。 つてで…

今月のPVが100を突破しました とお知らせが来ていた。 宅浪していた時もブログを書いていて、つらつらと何か書いていたんだけれども、底まで落ち込む度にブログの読者さんに救われていたような気がする。見にきてくれた方の人数が徐々に増えていって、そうや…

猫とクジラ 四.

怖くはならないのかい、と猫が尋ねた。 ぼくは怖いことと安堵することの境目がわからないんだ、とクジラが答えた。 深い海へ潜る。 光の届く量は少なくなり、海が自ら動く音と、ひれで推した水の塊の音だけがする、暗く冷たい静かな海。 猫はクジラの目を見…

夜空にひかる星のはなし

存在について考えていた。知覚をしなければ存在はないに等しい。存在することということが、一体全体どういうことなのかがわからなくなって時々堪らなくどういうことなのかを突き止めてみたくなる。けれどもその術を知らないので考えるだけに終わる。 もし私…

声が出なくなっていたことだ。人が怖くて誰とも関わりたくなくなっていたことだ。誰も信用してはいけないと信じていたことだ。 聞く音は大きすぎるのに声は出ない。お腹はずっと痛い。まっすぐに歩くことができない。吐き気がするし色はない、味を感じない、…

少し地に足をつける練習をしてみようと思った。 少しぬるま湯に浸かり過ぎていたとも思った。 とても楽であったので、このままでもいいかなと思ったけれど、私に契機を与えたのはそんなんではなかったはずだ。もっと辛いとか苦しいなどが入り混じったもので…

メモ書き

変な天気が続いている。洗濯物が乾かなくて少し困る。 こちらへ来て157日経ったようだ。 ずっと生と死に興味のあった私には、ほんとうに父の死というのが印象的な出来事となっている。 ノートに書き留めた当日の文章などはまだ読み返せていない。感情の羅列…

I am in Tokyo!

東京の国立科学博物館で開催されている深海展へ行ってきた。 深海展へ行ってきた...!! pic.twitter.com/YNgR2mm5nj— mime (@crepus_) 2017年8月19日 入口がわくわくする。やばい。 クロカムリクラゲめっちゃきれいだったし、ホウライエソほんっと体の形綺…

参走

父の四十九日も終わり、彼女さんのお見舞いにも行くことができ、一段落着いた。 彼女さんのお見舞いはとても複雑な心境で、ずっとできれば行きたくないなあと思っていた。それでも行かなければいけなかったので、行った。 ひどい事故であったので、姿はとて…

今日は帰省土産でも買いに行こうかと思ったいたけれど、体が重いので籠城している。明日は否が応でも外に出なければいけないのでよしとしよう。 お腹は空くしご飯は食べたいけれど、食べると気持ちが悪くなって食べれない。ちょっとした、クッキーだとかアイ…

文体など

文体が気になっている。 一番心地よいと思うのは芥川龍之介の『杜子春』、そして小川洋子さんの文体。言葉のリズムが心地よくて、何か、やさしく温かいものを纏うような感覚になる。漱石先生の文体も好きだ。先のお二人とは異なって先生の文体は哀しさと少し…

雨波

標高の高い山に囲まれた場所で過ごしていたので、こんな風に雨風が強く叩きつけ吹きつけしているのがとても新鮮な感覚だった。ずぶ濡れになって公園で遊んでいたことが記憶にあって、それを思い出すと思わず外へ駆け出したくなってしまう。抑えていま、布団…

猫とクジラ 三.

猫は窓にあたる雨音に耳を澄まして、目を閉じている。 クジラは薄暗い水の中、身を波に預け、ゆっくりと目を閉じた。 暗く静かで心地良い。 こんな日もけっこう好きだなあと思った。

39!

遠くからでも見ていてくれてありがとう。 さようなら、父ちゃん。

朝焼けへと星屑を脱いで

最近は音楽に助けられていることが多いかもしれない。気分が乗せやすいので重宝している。 以前、冒頭を少し読んで感動のあまり積読行きになってしまっていた本を読み始めている。 数学の学び方・教え方 (岩波新書 青版 822) 作者: 遠山啓 出版社/メーカー: …

また体重が減っていた。これは今までにない減りだ。少し感動している() 腹は減るのでご飯を食べ始めると、戻しそうになって食べるのを止める。気持ち悪さを感じながらご飯を食べるのも何だかなと思うので、結局、無理に押し込めるか食べないかで終わる。 縋…

夕立はどこ

午前 時々やってくる、誰でもいいから縋りたい気持ちをどう落ち着けようかと、考えたいた。外に出ることをあまり好まないのは、誰かといる人たちを見て楽しそうだなと思うことを無くす為であるように思える。独りを何より欲していながら、誰かといることも欲…

猫とクジラ 二.

ずっと空を見ていた。 と、猫が言った。

フィボナッチやばい

フィボナッチやばそう ツイッターでやれよって話 - 彼は誰烏 フィボナッチ数列に4月9日に初めて出会い、本日、実に113日目にして再会を果たしました。お久しぶりです、こんにちは。 今日は一乗寺方面へ行って微分を進めてきた。 京都造形大学が近いためか、…

猫とクジラ 一.

真っ暗な世界こそ、光が溢れるんだよ。 とクジラが言った。

蝉時雨の落ちる頃

八月は何となく心を落ち着けて物事に専心できる月になるような気がする。 あえて自分の苦手なことに突っ込んでその後、気分が沈み込むということが比較的多いので、もうそんな無理せず、できることをやっていこう。何よりも自分が楽しんでいることが大事であ…

Schatten der Wendel wird Licht.

微分にやっと少しだけ手をつけ始めることができた。勉強体力が受験勉強をしていた時に比べると愕然落ちているので、もう一度つけなおさないといけない。とは言っても、興味の赴く方向性を整えればそれ程時間がかからないような気もしている。そこらへんは楽…

何もする気が起きず、とりあえずやばい。海老蔵さんの「休みになった時に果たして私は正常でいられるのか?」の正常でいられていないver.って感じでやばい。 もうすぐ四十九日となる。 ずっと死に対して何も感じないのではないかという恐怖があったというの…

すいたいちゅう

相当精神が疲弊しちゃってる☆ という感じで諸々のやる気が出ない。 やばいやつだという感じはあるので、やらねばならぬことを絞ろうと思った。 よくふらふらと数学から歴史,古典などにふらふらと足を伸ばしたりするので、来月はそういうことを減らして数学…

家族という形で幸せであった時をほとんど覚えていない。 単純に幸せであった時間が少なかったということもあるが、辛い,悲しいなどの記憶の方がより印象的で、それを打ち消しているところもあるかもしれない。 写真を何枚か持ってきた。そういう時間は確か…

白菊

一般的な(私たちが触れることのある)人間の死というのは、自然から乖離していると感じていたのがここのところ更にそれを感じるようになった。 お葬式に参加している時間、これは儀式である、という意識が常にあって感情が阻まれていた。何故だか不思議と儀式…

小一時間程、勉強をして朝を始めるとこんなにも心地よいのだなと感じた。早起きをして勉強に取りかかれたのが久しぶりだった。 以前、自分の興味のある分野はどのような方面なのかを調べていた時に、解析基礎,物理数学あたりであるとわかった。そうなればそ…

何だかずっと父のことが頭に余韻のように残っている。そういうものだろうか。 帰りのバスに乗っている中で、散文について書かれている文章に出会った。バスに乗る前、近くの書店で寺田寅彦の随筆集を買おうかどうか、悩んでいた。丁度その散文についての文章…

カメラバックと

-午前 父から譲ってもらった(?)カメラバックを手入れした。 三月頃、父の家にいた間にカメラの話をよくしていてそこで皮のカメラバックもあったんやけどなと言っていたのが、家裏の物置の中に紛れていた。 かなり長い間放置されており、カー用品の中に潜って…

Tumblr で使用していたデザインが少し変わってしまったので、またこちらに戻ってきた。 父が亡くなってから何だか一日の区切りがないような日々を過ごしているような気がする。いつの間にか七月に入って、いつの間にか二週間以上経っている。 まだ死という状…

父の家の片付けをある程度済ませておくのと、諸々の手続きを終わらせるためにまた帰ってきた。 弟がLINEで疲れがとれないと言ってかなり元気が無い様子であったり、母の顔が疲れていたり、祖母の電話越しの声が弱々しくなっていたりして多々心配する。 父の…

雨の滴る窓際に

様々な手続きに時間がかかっている。住民票を京都へ移してしまったので、より進まなくなってしまった。書類が届くのを待っている状態が続いている。 少し疲れがたまってきて思考が滞ってきた。 感情も書類の手続きも忙しない。 弟は今夏に成人式があり、再度…

手帳に父への手紙とも言わない手紙を書いた。 ああ、やっておけばよかっただろうかと思い始めると色々なことがそうなってしまうので、もういいのだ。 父は父の季節に死んだ。 しかしながら、生きることに否定的であったことを、改めなくてはいけないと思った…

書き留めねばならないと、強迫めいた感情で記しておこう。 父がなくなった。 寝ていると、母から電話がかかってきた。疲れていて、何度か電話に出なかったようだが、出た。 出ると父がなくなったと言う。 不思議だった。 いまも不思議だが。 母は自分を責め…

最近、自分の内をしっかりと言葉にできることがほんとうにすごいなあと周りの人の文章に触れて思う。 最近ではないか、ずっと前からそうだったかもしれない。 思考と生活がいつも地に足つかずな感覚になってしまうのは、適切な言葉をまだ見つけられていない…